収賄の資本主義
買収と売春は、歴史が古く、秘密が厳守され、社会秩序にきわめて貴重な寄与をなしているという点で共通しています。
世界と同じくらい古い慣行であるこの両者は、ぼんやりとした輝きにとり囲まれています。
この輝きはそれらを愛好する者にアリバイを提供してはくれても、それらを非難する者に探求の手を差し伸べてはくれません。
女が、さらには男がやってあげると約束し、確約し、あるいは同意するセックス行為からいかなる官能的快楽が得られるかはだれも知り得ないことです。
ましてやそれを評価することなどだれにもできません。
もっとも、はっきりとした契約がもっともひんぱんにおこなわれるというわけでもありません。
自分自身が愛されるようになることほど高くつくものはない、と考えることさえできるでしょう。