都市づくりとイメージ 3
今、東京港の13号地先でゴミを埋め立てています。
ここの埋め立てはもうじき限界にくるといわれています。
しかし東京のゴミ処理は今後も続けなければなりません。
これからもゴミは出るからです。
その他に、今のようにたくさん建物をつくれば、敷地で土を掘ったり、古い建物を取り壊したりした結果生じる、建設残土や建築廃材をどこかで処理しなければなりません。
厚生省は東京が吐き出す廃棄物を東京湾のなかで処理しなければならないということで、フェニックス計画と称して、どこかに埋立地をつくろうと考えています。
国が考えているのですから、かなり壮大な規模の廃棄物処理場になります。
東京港や千葉港などの縄張りをこえてどこかにつくられるでしょう。
しかしこれについては千葉県が猛烈に反対していますから、当面東京都は東京港のなかに、自分の責任で廃棄物を処理する場所を獲得しなければなりません。
したがって13号地のさらに沖合の、中央防波堤の外側にもう一つゴミ処理用の埋立地を考えざるをえなくなるのです。
つまり今のゴミでできた島の向こう側にもう一つ囲いをつくって、そこに生ゴミやゴミ焼却炉から出た残りかすを捨てる場所をつくるということです。
そうなると、13号地に立派なテレポートや国際的な金融センターやファッションセンターができても、依然としてゴミや廃棄物を積んだトラックが13号地を延々と通るということが続くでしょう。